2007年08月02日

用途での分類

目的によるものでは主として商船と軍艦に大別されます。
前者がわたしたち日常的にはなじみのもので、一番が旅行を目的とした旅客船で鉄道車両や自動車を積載できるカーフェリーのものや豪華な世界一周ができるものがあります。
ついで貨客船はかなりの貨物や原材料をも行く先などにより搭載可能なもので、いわゆる巨大船にたいしての中小型船で多いものです。
貨物船は一般には搭載するものによって分類され、鉱石専用船・木材・穀物・冷凍物(果実・魚肉など)・家畜・化学薬品類などがあげられますが、近来のように世界的にエネルギー消費が増えるとその源を運搬するオイルタンカーや天然ガス・石炭の専用船の巨大なものが現れています。
日本でとくに大きい役割の漁船には、トロール船・底曳き網船・捕鯨船・蟹工船などがあり、現地で収穫した魚介類などを加工する工場船も大事な働きをしています。
一方、軍事用では戦艦・航空母艦・潜水艦・潜水母艦・軍事練習船・砕氷艦・護衛艦・掃海艇など多種類のものが世界的に使用されています。
特殊用途船とよばれるものには、航海練習船・海底電線埋設船・給水船・海難救助船・気象観測船などが細分化され、さらにはモーターボートやヨットも含まれます。
その航海範囲により遠洋船・沿岸船という分類もあります。



Posted by ブロやン at 09:11